自分を大切にするってどうするの?

こころのヨガ

「自分を大切にしよう」という言葉をよく耳にするようになりました。

あなたは自分を大切に出来ていますか?

自分を大切にするってどうすればいいの?

いつも子どもや家族のことばかり優先してしまう

頑張りすぎて、身体も心もヘトヘト…。

そんな人はぜひ最後まで読んでね👐

自分を大切にするって?

私も以前は、子どものこと、家族のこと、仕事のこと、周りの期待に応えようと、つい自分のことを後回しにして、心身ともに疲弊まくっていました。

特に、子どものことは待ったが効かないので、どうしても最優先事項になりますよね。

でも、本当の自分を大切にする方法は、私たちが思っているよりもずっとシンプルで、そして力強い。

それは、外側の何かを変えることではなく、自分の内側と深く繋がることから始まります。

このブログでは、私が実践してきた「心のヨガ」を通して、どうやって、自分を心から大切にできるようになるのか。

その実践的なステップを一つずつお伝えしていきます。

感情は敵じゃない。95%の人が陥りがちなワナ

自分にとって嫌な出来事や困難なことがあったとき、あなたはいつもどうしていますか。

ほとんどの人が、自分の”嫌な気分”そのものが嫌で、無意識のうちにそれを避けようとします。

「ポジティブにならなきゃ」と無理に気持ちを切り替えようとしたり、
別の楽しいことをして、嫌なことを考えないように気を紛らわせようとしたり。

そうやって、”嫌な感情”を心の奥に閉じ込めてしまえば、何もなかったかのようにやり過ごせる・・・。
そう信じてしまうことがありますよね。

でも、それって本当?

考えないようにすればするほど、頭の中は思考でぐるぐるして、なぜかいつも同じような問題が頭から離れない。

「もう忘れたはず」と思っても、また似たような状況が起こると、胸の奥がざわついて、感情が大きく揺れてしまう。

まるで水中に沈めたピンポン玉が水面に浮き上がろうとするように、
押し込めた感情が、あなたの心の奥でずっと活動し続けているサインなんです。

あなたを苦しめているのは、本当に「外側」のせい?

私たちは、嫌な感情を感じるたびに、その原因を外側の出来事や、誰かの言動に求めてしまいがちです。

例えば、

「子どもが学校に行ってくれれば、この状況から解放されるのに」とか、

「担任は、こっちの苦労も知らないで勝手なこと言いやがって」とか、

「そもそも今の学校組織が古いから悪いんだ」

・・・と、

原因を外側に求めてしまいがちです。

こんな風に、自分が嫌な想いをするのは、
すべて自分ではない誰か(社会)のせいだと感じてしまうことはありませんか。

確かに、外側の出来事は、私たちの心に大きな影響を与えます。

でも、考えてみて。

外側の状況は、自分の力では変えることが難しい。

子どもが学校に行くかどうか、他人の言動、組織の体制、社会の仕組み。
これらを自分の想い通りに変えようとすると、時間も労力もコストもすごくかかるし、めちゃくちゃ大変なことです。

たとえすごい労力を持って頑張ったとしても、大きな変化を得ることはできません。


これらは、自分でコントロールできる範囲を超えていることがほとんどだからです。

頑張っても頑張っても、苦しい状況から抜け出せないのです。

感情はセンサー。ネガティブな感情を感じる

もし、これまでの自分を振り返って、問題解決を自分ではない外側の何かに求めて、上手くいかないと感じるなら、心のヨガを試してみて下さい。

本当にあなたを苦しめているのは、外側の出来事そのものでしょうか。

困難な状況の中で、
「いま、あなたの内側に沸き上がっている気持ち」にこそ、目を向けてほしいんです。

「私は何を感じてるんだろう…?」って。

いまの状況の中で、あなたは何を感じていますか。

「不安」かもしれません。

「悲しみ」や「怒り」かもしれません。

「無力感」や「苛立ち」かもしれません。

この「何を感じているんだろう?」という問いかけは、
感情を”良い・悪い”でジャッジして排除するのではなく、

自分自身の内側で何が起きているのかを、ただ冷静に観察するためです。

なぜなら、感情は「本当のわたし」じゃないから。

ネガティブな感情が起きた時、自分と思考がべったりとくっついて離れない。
そうすると、冷静な判断ができません。

ひと呼吸おいて、自分から思考を切り離すことで、
客観的に頭の中に渦巻いている”思考”を見ることができるようになります。

ヨガでは、それを「内観(ないかん)」というのですが、
これは心理学でいわれるところのメタ認知スキルです。

自分自身を、第三者的な視点で見つめることです。

感情は、
心の奥にある”自分の気持ち”を知るための、センサーのようなものなんです。

ネガティブな感情は、感じることで解放されていきます。

嫌な感情から目を背けようとすればするほど、状況や形を変えて、何度も何度も何度も!繰り返し現れてきます。

だから、最初は辛いかもしれないけど、自分の気持ちに向き合う覚悟が必要なんです。

心の奥の本当の自分に気づく

「嫌なもの」として、つい蓋をしてしまいがちなネガティブな感情。

でも、それは決して悪者なんかじゃない。

心の奥にある「本当の自分」に気づくために湧いてくるものです。

まずは、「ネガティブな感情は悪者じゃないんだ」という新しい視点で、あなたの内側にそっと目を向けることから始めてみませんか。

次の記事では、

  • ネガティブな感情が起きた時、どうやって対応していくのか。
  • どうすれば、心から「わたし」を大切にできるようになるのか。

具体的な「心のヨガ」の実践を、一つずつ解説していきます。

まずは、日常の中で自分に意識を向けてみてください。

「わたしは今、何を感じている?」ってね。

それじゃ、またネ!

angie

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